愛馬初のGⅠ馬 エスポワールシチー 第27戦


重賞8勝、GⅠ5勝の2009年、2010年のJRA賞最優秀ダートホース。


しかし本年は本格化したスマートファルコンやトランセンドに歯が立たず成長著しいダノンカモンにも返り討ち。


エスポの走破時計は十分にGⅠ級で決して悪い内容ではない。相手が強過ぎる。


前走はそういった分の悪い一線級との戦いを避けGⅢに出走。斤量の重さもなんのその余裕の勝利で圧勝。


この勢いで最大の目標だったジャパンカップダートも勝ちに行く。


12月4日 阪神11R 第12回 ジャパンカップダート ダート1800m 国際 定量戦に出走!!

3着/2番人気。

勝ったトランセンドとは完全に力負け。

しかも、ワンダーアキュートにはハナ差で敗れ2着確保に失敗。

勝ちに行ってのもので仕方がないのだが悔しい。

それでも3着賞金はGⅢ勝ちに匹敵するもの。

先月に続いての3500万円以上確保は馬主としてはなんの文句もない。


あとはコツコツと裏路線で頑張るのみ。

GⅡやGⅢの別定戦も来年からはGⅠ馬の負担斤量が軽くなり、もう59キロで出走することはなくなった。

時代はエスポに向いている。

来年もGⅢでいいので今年のように2つ勝ってくれれば十分。


レース回顧と時計の分析、レース後の各陣営のコメントを掲載。

(2011年12月22日完結)

2011年11月15日立ち上げ

●次走はジャパンカップダート

 随分と前から我らが愛馬エスポワールシチーの秋の最大の目標はジャパンカップダートだと言われて来ましたが、前走みやこSを圧勝し、良い状態でもって本番に進めます。

 ということで、エスポワールシチーの次走は12月4日 阪神11R 第12回 ジャパンカップダート GⅠ ダート1800m 国際 定量を予定です。もちろん、鞍上は佐藤哲三騎手です。


 すでに南部杯で我らが愛馬エスポワールシチーに先着したトランセンドが出馬表明をしておりますが、帝王賞で千切られたスマートファルコンは前走のJBCクラシックの激戦の疲れが取れないということで正式に小崎憲調教師から回避が発表されています。

 自他共に認めるダート3強対決が実現しないことは残念ですが、国内のダート競走では最高の賞金であるジャパンカップダート。勝てば優勝した一昨年に続いて1億3000万円もの高額賞金が、2着でも5200万円というGⅡ優勝程の賞金が貰えます。3着でも3300万円と前走のGⅢ優勝時に近い賞金が貰え、こんなに美味しいレースはありません。

 トランセンドが強敵ですが、最悪今回も敗れたとしても、2着や3着ならかなりの賞金がいただけますので熱いですね。

これ以降は11月23日に作成

●競馬ブック 1週前 情報

アラカルト

トランセンドVSエスポワールシチー
 昨年の覇者トランセンドと09年の優勝馬エスポワールシチーが、JCダート2勝目を目指す。両馬の対戦は、今年10月の南部杯以来2回目で、前回はトランセンドが逃げ粘るエスポワールシチーを4着に下している。果たして、2頭はハイレベルな戦いを制し、カネヒキリ(05・08年)以来2頭目となるJCダート2勝目を飾ることができるかどうか。なお、トランセンドがVならJCダートの連覇は史上初に。ちなみに、JCダートの勝ち馬同士が対戦した08年は、“先輩優勝馬”のカネヒキリが1着、連覇を狙ったヴァーミリアンは3着に敗れている。
史上初のJRAダートG1V4へ
 トランセンドが、史上初となるJRAダートG1・4勝目を目指す。同馬はJRAのダート重賞でスマートボーイと並ぶ最多タイの5勝を挙げており、G1はJCダート、フェブラリーS、南部杯と3勝。前走のJBCクラシック(大井)で、スマートファルコンに1馬身及ばず2着に敗れたが、好成績を残しているJRAのダート戦で、4つ目のタイトルを手中に収めることができるかどうか。
“統一ダートG1”V6に挑戦
 エスポワールシチーは“統一ダートG1競走”で5勝。10年のかしわ記念(船橋)以降、G1勝利から遠ざかっているが、約1年7カ月ぶりにビッグタイトルを手にすることができるかどうか。Vなら“統一ダートG1”6勝は、史上6頭目。現役では船橋のフリオーソ(牡7歳、川島正行厩舎)に続き2頭目となる。
1番人気馬の連対率はG1・2位
 JCダートでは、1番人気馬が5勝、2着3回、3着2回。“馬券の対象”を外したのは00年ファストフレンド(5着)の1回だけ。その連対率.727は、G1の中ではマイルCSに次ぐ2番目の高さで、現在は09年エスポワールシチー、10年トランセンドと連勝中。
 また、今年行われた“統一ダートG1競走”では、1番人気馬が8レース中7勝を挙げており、ファンの期待に応える走りを見せている。今年の登録馬の中では、トランセンドがフェブラリーS、南部杯と1番人気に応えて優勝しているが、今回ファンの支持をもっとも集めるのは、どの馬か。なお、トランセンドが優勝すれば今年のJRA・G1勝利数で“三冠馬”オルフェーヴルに並ぶ3勝目となる。ちなみに、グレード制を導入以降、“JRA・G1年間3勝馬”が複数頭誕生した年はなく、トランセンドがVなら史上初のケースとなる。
ダート重賞6連続3着以内の安田隆師
 過去11回の所属別勝利数を見てみると、多勢に優る関西馬が9勝を挙げており、関東馬は1勝、2着1回と苦戦。トランセンドで連覇を狙う安田隆行師は、今年の統一ダートグレード競走で3勝、2着2回の成績を挙げており、現在、出走機会6連続で3着以内に入っている。今年、同師は11月20日終了現在で、自己最高のJRA重賞9勝をマークしているが、池江泰寿師に続き今季4つ目のJRA・G1タイトルを手に入れることができるかどうか。なお、今年のJCダートに登録している関東馬は、サイレントメロディとフリソの2頭。
ダートの活躍馬を輩出のゴールドアリュール
 JRAのダート競走を対象とした種牡馬成績を見てみると、今年は総合成績(芝+ダート+障害)同様、キングカメハメハがトップ。しかし、地方で行われた統一ダートグレード競走では、ゴールドアリュール産駒のスマートファルコンが連勝を続けており、JRA競走でもエスポワールシチー(みやこS)やシルクフォーチュン(プロキオンS)が、ダート重賞を制している。今年、ゴールドアリュール産駒はエスポワールシチーとフリソの2頭が登録しているが、勝利を飾ることができるかどうか。なお、キングカメハメハ産駒はソリタリーキングとトウショウフリークが登録。
アグネスデジタル産駒ヤマニンキングリー
 ヤマニンキングリーはこれまで芝の中距離路線を主戦場としてきたが、前走、デビュー以来初のダート戦となったシリウスSで歴戦の強豪を斥け、優勝した。JCダートでは芝の重賞ウイナーが3勝2着4回3着2回の成績を残しているが、ヤマニンキングリーはダートでG1初制覇を成し遂げることができるかどうか。なお、同馬の父アグネスデジタルは、現役時代に芝・ダートの双方で活躍しており、種牡馬入り後も芝・ダートの双方で重賞ウイナーを輩出している。
ダート戦連対率100%トウショウフリーク
 トウショウフリークは、G1初挑戦。同馬は芝1800m戦で初勝利を挙げると、今度は戦いの場をダートに移し、4連勝。重賞初挑戦となった前走のみやこSでは、エスポワールシチーに3馬身半の差をつけられたが、2着に入り連対率100%をキープした。これまでG1初挑戦の馬では、06年アロンダイト、10年トランセンドが優勝しているが、トウショウフリークは初の大舞台で勝利を飾ることができるかどうか。
牝馬初のJCダート制覇なるか
 近年、芝のG1ではウオッカやブエナビスタなど男勝りの走りを見せる牝馬が目立つ。しかし、ダート路線では牡馬勢が優位に立っており、JCダートでも3着以内に入った牝馬は1頭もいない。今年は牝馬限定戦で熱戦を繰り広げているミラクルレジェンドとラヴェリータが登録しているが、牡馬を破り、勝利を飾ることができるかどうか。Vなら3歳以上牝馬の“統一ダートG1制覇”は、統一ダートグレードが導入された97年4月以降、03年の帝王賞(大井)を制したネームヴァリュー以来8年ぶり5例目となる。なお、ミラクルレジェンドとラヴェリータの対戦成績は、2勝2敗のイーヴンだが、近2走はミラクルレジェンドが連勝している。
重賞2着5回のダノンカモン
 ダノンカモンが、G1の舞台で重賞初制覇を目指す。同馬は重賞タイトルこそないが、ダートで18戦5勝2着7回3着2回と堅実な走りを見せており、南部杯ではトランセンドとアタマ差の接戦(2着)を演じている。ダノンカモンは前走の武蔵野Sでも2着(ナムラタイタンと半馬身差)に敗れているが、ゴールドメダルを獲得することができるかどうか。Vなら重賞未勝利馬の勝利は、06年アロンダイト以来5年ぶり2頭目に。なお、JCダートでは5歳世代が4勝2着4回とトップの成績を収めており、今年もトランセンド(牡)、テスタマッタ(牡)、ラヴェリータ(牝)、ワンダーアキュート(牡)など8頭が登録している。

1週前厩舎レポ

エイシンダッシュ
「もともと稽古ではそれほど動く馬ではない。53秒台なら十分。ひと叩きして随分素軽さが出てきた。ゲートを五分に出て流れには乗りたいね」と中山助手。
エスポワールシチー
「1週前の追い切りで時計を要したのは、荒れたチップを気にしたため。背中とトモに疲れの残りやすい体質ですが、春より回復が早くなって、前走後も変わらず順調です。その前走は、2番手で折り合いがついて収穫のある勝ちっぷり。今の状態なら楽しみです」と安達師は好感触だった。
ソリタリーキング
「休み明けから2連勝だが、以前からこれぐらい走って欲しいと期待していた馬。まだ伸びしろはあるし、血統面からも、G1に出して恥ずかしくはないと思う。メンバーは強力だが、ここでどれだけやれるかを見てみたい」と石坂師。
ダイショウジェット
「前走でもこの馬なりに頑張ってくれたし、最近は大崩れしなくなった。使った後もいい状態を維持できているけど、この距離は微妙に長いからね。昨年は道中で動いて行ってラストが甘くなったから、今年は自分のペースを守りたい」と大根田師。
ダノンカモン
「ブリンカーを着けたことでソラを使う面はマシだったが、勝ち馬に目標にされたし、また相手も強かった。中2週になるので坂路で55秒程度しかやっていないが、直前はコースでビシッとやるつもり。1800mの距離自体はこなすだろうが、前走でも押し出されてしまったので、再度ブリンカーを着けるかどうかは思案中」と池江寿師。
テスタマッタ
「前走は3角手前から引っ掛かって乗り難しい面を出してしまいましたね。この中間も順調で、精神面も体調も安定していて、調整面に不安はありません。マーチSで58Kを背負って強い勝ち方をしているように阪神1800mは合っているので、折り合ってスムーズに運べれば」と村山師。
トウショウフリーク
「前走のみやこSは勝ち馬が強かった。とはいえ、交わされてバッタリの内容なら壁を感じたが、よく2着と粘ったのは評価したい。その後の乗り込みは順調。今の段階では翌週のベテルギウスSと両睨みだが、ここへ使って不足ないだけの調整は進めている。ダートでは底を見せていない。前走より、更に上積みがあれば」と鶴留師。
トランセンド
「勝ち馬は強かったですね。それでもコーナーでフワフワしたりしながらも、最後は詰め寄ってくれたし、改めて力を感じました。1600mを使ったことで行きっぷりが良くなっていたのは収穫でしたし、使う毎に良くなっているので、連覇を狙いたいです」と安田隆師。
ニホンピロアワーズ
「前走時の追い切りがそうだったみたいに、前に馬がいると追いかけてタイムがベラボウに速くなる。今週は敢えてユッタリ。ラスト1Fをサッと流したが、動き自体は変わりなし。好調を維持しているし、直前のひと追いで臨戦態勢は整うよ。まだ4歳で心身ともに成長の余地があるが、常に安定したレース。2強以外とは五分に渡り合えると思っているし、密かに一発を狙っているよ。胸を借りるつもりで頑張って欲しい」と大橋師。
バーディバーディ
「後ろでゲートの扉を蹴っていたエルムSの時と違って、前回は中でおとなしくしていたが、ボーッとし過ぎてまた出遅れてしまった。でも58Kを背負って途中から脚を使った割に、最後まで詰め寄ってきたし、あの一戦がいい刺激になって、1800mに延びれば行けるかも知れないね。体調はどんどん上がっているところだから、4着だった昨年ぐらいやれていいと思う」と池江寿師。
フリソ
「5歳の秋ですが、ようやく力をつけてきて、安定感が出てきました。2000m以上のイメージが強いけど、広いコースなら1800mでも問題ありません。ただ、相手は強いですね。ここは胸を借りるつもりで臨みます」と押野助手。
マカニビスティー
「前走後は短期放牧を挟んだが、金曜にサッとやれたし、順調にきている。このところあとひと押しが利いていないが、芝でずっと馬込みで揉まれるレースを続けてきたので、ダートで砂を被ったとしても以前ほど嫌がらないのでは。ただ、ステイヤーズSとの両睨みなので、ここへの出否は未定」と矢作師。
ミラクルレジェンド
「JBCレディスクラシックはラヴェリータと同斤量でレコード勝ちだから誉めてあげたい。夏からメキメキ力をつけて、最近はトモが凄くしっかりしている。コンスタントに使っているから1週前追い切りは3歳オープン馬と併せて反応を確かめる程度に。いい動きだったよ。このレースのチャンピオンホース2頭だけでなく錚々たるメンバーが勢揃い。折り合って自在に運べる強みと、9戦8勝、2着1回の距離実績に期待したいね」と田代助手。
メダリアビート
「みやこSはまだ北海道遠征の疲れが残っていたようなところが見受けられたし、時計も速過ぎた。この馬としてはよく走っていると思うし、決して内容は悪くない。中間は回復が遅くて速い時計こそ出してはいないが気配は悪くないし、少し時計のかかるレースならもっとやれていい」と内山助手。
ヤマニンキングリー
「朝日CCがタイム差なしの4着。若い時ほど切れなくなったから、前走はダートを試してみたが、結果、行きっぷりが良くて、完勝といえる内容。適性はかなり高かった。夏場から詰めて使っていたので、宇治田原優駿ステーブルでひと息入れてから、帰厩後はここ目標で調整を進めてきた。57Kでも楽しみ」と河内師は期待十分の表情だった。
ラヴェリータ
「前走はいい具合に運べたが、勝ち馬も力をつけているし、あの形で負けたんだから相手を誉めるべきだろう。使った後もいつも通りの雰囲気で、変わりなくきている。攻め駆けするとはいえ、馬場が重かったCWであれだけの時計が出るんだし、体調は維持できているが、このレースを最後に繁殖に上がる予定。花道を飾らせてあげたいが、とにかく無事にという気持ちの方が強いね」と牧口助手。
ワンダーアキュート
「前走は約半年ぶりの実戦で、状態は本当ではなかった。しかも斤量が58K。条件的にも厳しかったが、実戦へ行けばほんと真面目に走ってくれるし、力のあるところを見せてくれたと思う。木曜にCWで追い切ったが、減った体も回復したし、順当に上積みを見込んでいいと思う。57Kで阪神も得意。自分のリズムで走ってどこまでやれるかだね」と佐藤正師。

1週前攻め気配

エイシンダッシュ
(23日、栗東坂路)スパッと切れる感じはなかったが、バテずに渋太く脚を伸ばしてきた。前走が追い不足気味だった分、上積みは見込める。
エスポワールシチー
(23日、栗東CW)前走時の1週前ほどの伸びがなかったのは馬場差。首を下げ、いつもより重心が低い。コズミもなく元気一杯。
ソリタリーキング
(23日、栗東坂路)レース間隔も詰まっているので、そんなにハードな追い切りはやっていないが、余裕のある動き。大幅な上積みはないものの、いい意味で横ばい。
ダノンカモン
(24日、栗東坂路)バネの利いたフットワークで活気十分。肌艶が良く、馬体も引き続き見栄えする。疲れなく、高いレベルでデキは安定。
テスタマッタ
(23日、栗東坂路)平凡な動きだったが、もともと坂路はあまり動かないタイプ。もう少し落ち着きが欲しい気はするが、馬体も良く、そう悪いデキでもないだろう。
トウショウフリーク
(24日、栗東坂路)弾むようなフットワークで、本当に調子が良さそう。馬体減りもまったく見られず、充実ぶりが目につく一頭。
トランセンド
(23日、栗東P)もともと攻め駆けするタイプだが、抜群の行きっぷりで楽々と一番時計をマーク。馬体の張りも素晴らしく、デキは文句なし。
ニホンピロアワーズ
(23日、栗東CW)落ち着きがあるしピカピカの馬体。コズミもなく、引き続きモチベーションは高い。
フリソ
(24日、栗東坂路)早目に栗東入りしての調整。ややシャープさに欠ける動きだったが、もともと稽古は動かないタイプ。馬っぷりは良く、この馬なりにいいデキと思える。
マカニビスティー
(25日、栗東坂路)サーッと伸ばす程度だったが、なかなか軽快なフットワーク。張りのいい馬体も目につき、ひと叩きした効果は窺える。
ミラクルレジェンド
(24日、栗東CW)馬体がフックラしているし、動きも軽快。並んだら抜かせない面を見せ、根性も凄い。依然モチベーションは高い。
メダリアビート
(24日、栗東CW)レース間が詰まっており、大きめのキャンターだが、毛ヅヤが良くコズミが軽い。状態はいい意味で変わりない。
ヤマニンキングリー
(23日、栗東CW)少し太く見えるほど馬体がひと回り大きくなっている。2歳に大きく見劣ったが、1秒追走してのものだし、前回もこんな感じで勝っているので問題ないか。
ラヴェリータ
(23日、栗東CW)中間もスムーズに折り合っているし、しっかり乗っている。寒くなってきたが、硬さがないのがいい。心身ともに大人になっている。
ワンダーアキュート
(24日、栗東CW)少し馬場が重かったにしても、手前が替わらずゴール前の伸びが平凡。テンションは上がっていないが、まだ本調子ではない。

●気になる特別登録表(12月4日 阪神11R 第12回 ジャパンカップダート GⅠ 27日更新)

特別登録表 12月4日 阪神11R ジャパンカップダート GⅠ ダート1800m 国際 

第1回登録完了馬 全19頭 フルゲート 16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
エーシンダッシュ 小牧太 57.0 11/06 みやこGⅢ 京都ダ1800 14 13
エスポワールシチー 佐藤哲三 57.0 11/06 みやこGⅢ 京都ダ1800
キングスエンブレム 57.0 11/06 みやこGⅢ 京都ダ1800
サイレントメロディ 横山典弘 57.0 11/19 錦秋16下 東京ダ1600
ソリタリーキング 川田将雅 57.0 11/12 赤富16下 東京ダ2100 10
ダイショウジェット 柴山雄一 57.0 11/13 武蔵野GⅢ 東京ダ1600
ダノンカモン 福永祐一 57.0 11/13 武蔵野GⅢ 東京ダ1600
テスタマッタ 57.0 11/13 武蔵野GⅢ 東京ダ1600
トウショウフリーク 池添謙一 57.0 11/06 みやこGⅢ 京都ダ1800
トランセンド 藤田伸二 57.0 11/03 JBCクJpnⅠ 大井ダ2000
ニホンピロアワーズ 酒井学 57.0 11/06 みやこGⅢ 京都ダ1800
バーディバーディ 57.0 11/20 霜月OP 東京ダ1400 11
フリソ 三浦皇成 57.0 10/23 ブラジOP 東京ダ2100
マカニビスティー 藤岡佑介 57.0 11/12 アンドOP 京都芝2000 10 11
ミラクルレジェンド 岩田康誠 55.0 11/03 JBCレ 大井ダ1800
メダリアビート 57.0 11/06 みやこGⅢ 京都ダ1800 11
ヤマニンキングリー ミルコ・デムーロ 57.0 10/01 シリウGⅢ 阪神ダ2000 10
ラヴェリータ 武豊 55.0 11/03 JBCレ 大井ダ1800
ワンダーアキュート 和田竜二 57.0 11/06 みやこGⅢ 京都ダ1800

フルゲート16頭のところに現在19頭が特別登録されています。

賞金順でソリタリーキング、マカニビスティー、バーディバーディが除外対象です。


27日現在、キングスエンブレムとサイレントメロディの2頭が回避予定です。

これ以降は12月1日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 12月4日 阪神11R ジャパンカップダート GⅠ ダート1800m 国際 全16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
マカニビスティー 藤岡佑介 57.0 11/12 アンドOP 京都芝2000 10 11
ソリタリーキング メンディザバル 57.0 11/12 赤富16下 東京ダ2100 10
エーシンダッシュ 小牧太 57.0 11/06 みやこGⅢ 京都ダ1800 14 13
ラヴェリータ 武豊 55.0 11/03 JBCレ 大井ダ1800
テスタマッタ 四位洋文 57.0 11/13 武蔵野GⅢ 東京ダ1600
エスポワールシチー 佐藤哲三 57.0 11/06 みやこGⅢ 京都ダ1800
ダイショウジェット 柴山雄一 57.0 11/13 武蔵野GⅢ 東京ダ1600
バーディバーディ プレブル 57.0 11/20 霜月OP 東京ダ1400 11
ワンダーアキュート 和田竜二 57.0 11/06 みやこGⅢ 京都ダ1800
フリソ ルメール 57.0 10/23 ブラジOP 東京ダ2100
ミラクルレジェンド 岩田康誠 55.0 11/03 JBCレ 大井ダ1800
ニホンピロアワーズ 酒井学 57.0 11/06 みやこGⅢ 京都ダ1800
ダノンカモン 福永祐一 57.0 11/13 武蔵野GⅢ 東京ダ1600
ヤマニンキングリー ミルコ・デムーロ 57.0 10/01 シリウGⅢ 阪神ダ2000 10
トウショウフリーク 池添謙一 57.0 11/06 みやこGⅢ 京都ダ1800
トランセンド 藤田伸二 57.0 11/03 JBCクJpnⅠ 大井ダ2000

騎手の太字は乗り替わり

●阪神ダート1800mコース解説

スタート地点は正面スタンド前直線の右。スタートしてすぐに上り坂がある。1コーナーまでの距離は303m。京都のダ1800mよりも若干長めだが、1コーナーまでの主導権争いは厳しく、外からも先手を奪いたい馬が殺到。前へ行きたいのに内枠で出脚が悪いと、詰まって位置取りが悪くなる。ちょうど京都ダ1800mとは対照的に1枠の成績が最も悪く、大外枠が最も良い。少頭数だとあまり関係ないが、多頭数になると逃げ、先行馬は中~外枠の方が競馬がしやすい。脚質は基本的には先行有利だが、クラスによってまちまち。条件クラスでは前へ行った馬がそのまま押し切る競馬。
 特にブライアンズタイム産駒の逃げ、先行馬が非常に強いのが特徴
 オープンクラスは、展開次第だが差し馬が来ることが多い。派手な大外一気、マクリが決まることも。しかし、京都ダ1800mより癖がなく、各馬力を発揮しやすい条件。

有利な枠順 多頭数は外
有利な脚質 先行
ポイント ブライアンズタイム産駒、中距離実績
種牡馬ベスト ブライアンズタイム、サンデーサイレンスの2頭が断トツ
連対騎手ベスト 武豊、岩田康誠、四位洋文、藤田伸二、安藤勝己
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分56秒4 1分55秒6 1分56秒3
2歳未勝利 1分56秒6 1分54秒7 1分56秒2 1分53秒2
2歳500万 1分55秒8 1分53秒5
3歳新馬 1分56秒6 1分56秒1 1分55秒7 1分54秒2
3歳未出走 1分56秒2 1分56秒4 1分56秒1 1分54秒1
3歳未勝利 1分55秒6 1分55秒2 1分54秒4 1分54秒2
3歳500万 1分54秒1 1分53秒8 1分52秒7 1分52秒6
古馬500万 1分54秒0 1分53秒3 1分52秒9 1分51秒9
古馬1000万 1分53秒1 1分52秒4 1分51秒9 1分51秒4
古馬1600万 1分52秒2 1分51秒1 1分50秒7 1分49秒8
古馬オープン 1分51秒6 1分50秒5 1分49秒9 1分51秒5

●騎手は佐藤哲三騎手 ほっさん評価「A+」

 鞍上は当然今回もエスポワールシチーの主戦・佐藤哲三騎手です。やはりエスポは彼の手綱が一番です。彼の手綱で中央のGⅠをまた獲りたいですね。2年前のエスポワールシチーの初中央GⅠ制覇は今でも強く残っています。私も現地で感動しながら佐藤哲三騎手の勝利騎手インタビューを聞いていたものです。私自身も愛馬により中央初GⅠ制覇でしたからね。

 コース相性はいいですし、2年前のような強い競馬わ見せて欲しいですね。ただ、当時人気だったヴァーミリアンは明らかに衰えていましたから怖くなかったですが、今回の相手トランセンドは今がまさに充実期で手ごわ過ぎる相手ですね。


 2011年12月1日現在、中央では896勝(内GⅠ6勝、重賞45勝)、勝率8.8パーセント、連対率18.3パーセントと騎乗馬の質を考えればたいしたもの。2010年は36勝、勝率8.4パーセントと若干低いが、エスポワールシチーやアーネストリーでGⅠや重賞を制覇している。それらを育てた手腕は超一流。2011年はここまで46勝、勝率10.8パーセントと生涯成績をはるかに上回る。



 佐藤哲三(さとう てつぞう)は1970年9月17日生まれの41歳。1989年に吉岡八郎厩舎所属でデビュー。23年目。同期に田中勝春騎手、小野次郎騎手、角田晃一元騎手現調教師がいる。

 デビュー年は8勝で、2年目に27勝と勝ち星を増やした。1992年に朝日チャレンジカップGⅢで重賞初制覇(レットイットビー・吉岡八郎厩舎)。1994年12月21日付けでフリーとなる。1996年にマイネルマックスでGⅠ制覇。この年自己最多の70勝を上げた。

 2002年に通算500勝を突破。2003年にはタップダンスシチーでジャパンカップGⅠを優勝。2011年も自身の育成馬アーネストリーで宝塚記念GⅠを優勝。

 毎年途切れなく重賞を勝っており、目下16年連続記録更新中。この記録は称賛に値する。


 「職人肌のイメージだが、騎乗ぶりはスマートでソツがない。無理に出したり抑えたりせず、馬の気持ちに合わせるというスタイル。馬群の捌きは上々で、追う技術は水準級といったところか。考えながら騎乗し、レースでは余裕を感じさせる。スムーズに流れに乗せられるので、極端な後ろからの競馬がない。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)

 真面目な性格で、インタビューでは細かく長く話してくれる。記者がまとめるのに苦労するほど。

 佐藤哲三といえばなんと言っても佐々木晶三師とのタッグである。2002年以降に挙げたJRA重賞27勝の内、19勝は佐々木晶三厩舎の所属馬で挙げたものである。そして佐々木晶三師と仲の良い安達昭夫師、西園正都師との縁も深い。


 2000年のラガーレグルスのゲート再審査の際、心無い観客がゲート近くの柵を叩く等の悪戯をした為ラガーレグルスは興奮。ゲート審査に不合格となりダービー出走が不可能になる。さらにゲート検査後、野次を飛ばした観客に激怒した佐藤がスタンドに向かって詰め寄り、JRA職員に止められる騒ぎとなる。

 人気馬を自ら潰しにかかる騎乗スタイルは、格上馬が出走すると最初から2着狙いが見られるようになったと言われる最近の騎手の中では珍しく、馬券派のファンから支持されている。

 大の競艇好きであり、ジョッキーの間では「哲三先生」と呼ばれるほど精通している(競艇専門誌「マクール」の「俺もボートファンだ!」でインタビューを受けている)。年末の賞金王決定戦特番に出演するなど、メディア露出は競艇関連が大多数を占めている。

 2004年の宝塚記念を勝利した際、使用していたゴーグル、鞭、更にはヘルメットまでも観客席に投げ入れるパフォーマンスを見せている。2009年にはかしわ記念(エスポワールシチー)を勝利した際も鞭を観客席に投げ入れるパフォーマンスを見せている。


 2010月9月19日のスポーツニッポン紙・乗峯栄一氏のコラムでは次のように紹介されている。
雑誌の依頼で、ブリーダーズC挑戦エスポワールの佐藤哲三インタビューをやった。いや、佐藤哲三という騎手は凄い。「歩度を伸ばすことに努めていますが、歩度を伸ばすのはこちらとの信頼関係の中でエスポの自立心を育むことなんです」などと騎手コメントでは滅多に聞かない言葉がバンバン出てくる。個人的には十数年前の「競走馬騎乗はベニヤ板です」「ロンシャンボーイは風船抱えてました」など清山宏明語録以来の感動だ。佐藤哲三は「乗る」というより「馬を作る騎手」だ。だからそこをうまく了解する佐々木厩舎や安達厩舎だといい結果が出るということなんだろう。(以下省略)

 私も全く同意見である。


 海外遠征は2004年タップダンスシチーで凱旋門賞に出走しているがバゴの17着に敗れた。しかし、これはチャーターする予定であった飛行機が故障により離陸できないアクシデントに見舞われ、輸送が不可能となり、佐々木晶三調教師は一度は遠征を断念したものの一口馬主の会員には出走を望む声が多く、出走2日前出発の飛行機で輸送するスケジュールで遠征を敢行した為であり、これは度外視すべき結果である。


 ほっさん愛馬では最多の49戦14勝。オペラシチーの目黒記念GⅡをはじめ、エスポワールシチーのGⅠ5勝全て彼の騎乗。そのいぶし銀の腕前は衰えるどころか輝きを増している。

 ほっさん愛馬に騎乗していただいた経験としては、調教師の指示に従順で、ペースや出遅れなど構わず言われた通りの騎乗をする。一流と言われる騎手のほとんどは調教師の指示があってもペースやレース感などから突然自分が良かれと思う乗り方を選択し結果を出すが、佐藤哲三騎手はそういった騎乗はほとんどない。そういった面などが世間から一流と分け隔てられるところだろう。
 故に調教師の指示に従い、ペースが遅いのに直線一気になったり、流れが速くなりそうでもハナを主張したりするので批判の矢面に立たされることが多い。
 しかし、それが佐藤哲三騎手であって、私はそういう騎手がいることも大切と思う。


 ひと1倍ファンを大切にする騎手で、2011年の名古屋大賞典JpnⅢ優勝時には、ウィナーズサークルで色紙等を持っていた約50名を超えるファン全てがいなくなるまでサインに応じ、グズグズしていた私さえもサインをいただくことができた。

 普通の騎手なら、4、5枚程度書いてバイバイだが、佐藤哲三騎手の丁寧な対応は要領のいいファンだけでなく、弱者にもきちんと行き渡り非常に好感が持てる。

 また、その日の震災に伴う義援金募金活動では、地元名古屋の騎手に交じり、2着だった和田竜二騎手と最後の最後まで募金活動に参加。本来地元の騎手によるイベントだった為に関東の一部騎手が募金活動もせずに帰路につく中、最後の最後まで求められた握手に応じ(うちの子も握手していただいた)笑顔を絶やさなかった性格は人としても素晴らしいのひと言。

 そういった全てのことを含め、私は人間佐藤哲三の大ファンである。


 ほっさん愛馬での成績 50戦15勝

2004年 6月27日 オペラシチー     鶴橋特別 500万下  阪神芝2000m  1着1番人気
2004年 7月25日 オペラシチー     玄海特別 1000万下 小倉芝2000m  1着1番人気
2004年 9月11日 オペラシチー     朝日CC GⅢ      阪神芝2000m  7着/2番人気
2004年10月24日 オペラシチー     菊花賞 GⅠ       京都芝3000m  3着/6番人気
2005年 2月26日 オペラシチー     御堂筋S 1600万下  中山芝2500m  1着1番人気
2005年 3月26日 オペラシチー     日経賞 GⅡ       中山芝2500m  3着2番人気
2005年 4月24日 オペラシチー     メトロポリタンS OP   東京芝2400m  3着1番人気
2005年 5月21日 オペラシチー     目黒記念 GⅡ      東京芝2500m  1着1番人気
2005年 8月21日 オペラシチー     札幌記念 GⅡ      札幌芝2000m  7着/1番人気
2006年 1月22日 オペラシチー     AJCC GⅡ       中山芝2200m  5着/3番人気
2006年 2月12日 オペラシチー     ダイヤモンドS GⅢ   東京芝3400m  10着/4番人気
2006年 7月30日 ダブルダンスシチー 2歳新馬         小倉芝1200m  8着/3番人気
2006年 8月27日 ロンドンシチー    3歳未勝利        新潟ダ1200m  6着/7番人気
2006年10月29日 ダンシングシチー  2歳新馬          東京芝1600m  8着/9番人気
2007年 6月17日 フォレストシチー   3歳未勝利        阪神ダ1800m 13着/10番人気
2007年 6月30日 ダブルダンスシチー 3歳未勝利        阪神ダ1800m  4着/5番人気
2007年 7月28日 マイセンシチー    3歳未勝利        小倉芝2600m 11着/9番人気
2007年 8月19日 チャーミングシチー  2歳新馬         小倉芝1800m 開催中止
2008年 3月 9日 エスポワールシチー 3歳新馬         阪神芝1600m  3着1番人気
2008年 3月29日 エスポワールシチー 3歳未勝利        阪神芝1400m  2着1番人気
2008年 4月12日 ダブルダンスシチー 1000万下        阪神ダ1800m  2着/5番人気
2008年 5月 3日 エスポワールシチー 3歳未勝利        京都芝1600m  6着/2番人気
2008年 5月11日 ダブルダンスシチー 桃山特別 1000万下 京都ダ1800m 11着/1番人気
2008年 6月21日 エスポワールシチー 3歳未勝利        阪神芝1400m  2着/4番人気
2008年 7月20日 エスポワールシチー 3歳未勝利        小倉芝1200m  1着1番人気
2008年 8月10日 エスポワールシチー 秋吉台特別 500万下 小倉芝1200m  7着/3番人気
2008年 9月27日 エスポワールシチー 西脇特別 1000万下 阪神ダ1800m  1着2番人気
2008年10月 4日 ダブルダンスシチー 500万下         阪神ダ1800m  9着/2番人気
2008年11月24日 エスポワールシチー トパーズS OP     京都ダ1800m  1着1番人気
2009年 1月25日 エスポワールシチー 平安S GⅢ       京都ダ1800m  2着1番人気
2009年 2月15日 ダブルダンスシチー 500万下         小倉ダ1700m  3着/3番人気
2009年 2月22日 エスポワールシチー フェブラリーS GⅠ   東京ダ1600m  4着/5番人気
2009年 3月 8日 ダブルダンスシチー 500万下         阪神ダ1400m 11着/6番人気
2009年 5月 5日 エスポワールシチー かしわ記念 JpnⅠ   船橋ダ1600m  1着2番人気
2009年 5月17日 エクストラシチー   湯沢特別 500万下  新潟芝1200m 16着/14番人気
2009年10月12日 エスポワールシチー 南部杯 JpnⅠ     盛岡ダ1600m  1着2番人気
2009年12月 6日 エスポワールシチー JCダート GⅠ     阪神ダ1800m  1着1番人気
2010年 2月21日 エスポワールシチー フェブラリーS GⅠ   東京ダ1600m  1着1番人気
2010年 5月 5日 エスポワールシチー かしわ記念 JpnⅠ   船橋ダ1600m  1着1番人気
2010年10月11日 エスポワールシチー 南部杯 JpnⅠ     盛岡ダ1600m   2着1番人気
2010年11月 6日 エスポワールシチー ブリーダーズカップ クラシック GⅠ 米チャーチルダウンズ ダ2000m 10着/7番人気
2011年 2月12日 セシリアシチー    3歳未勝利        京都ダ1800m  感冒により出走取消
2011年 3月19日 クレセントシチー   3歳未勝利        阪神ダ1400m   10着/13番人気
2011年 3月21日 エスポワールシチー 
名古屋大賞典 JpnⅢ 名古屋ダート1900m 1着1番人気
2011年 4月16日 クレセントシチー   3歳未勝利        阪神ダ1800m   8着/11番人気
2011年 5月 5日 エスポワールシチー かしわ記念 JpnⅠ   船橋ダ1600m   3着/1番人気
2011年 5月15日 クレセントシチー   3歳未勝利        京都ダ1800m    
1着/7番人気
2011年 6月12日 クレセントシチー   3歳500万下       阪神ダ1800m   14着/8番人気
2011年 6月29日 エスポワールシチー 
帝王賞 JpnⅠ      大井ダ2000m   2着2番人気
2011年11月 6日 エスポワールシチー みやこS GⅢ       京都ダ1800m   1着1番人気


2011年3月21日、エスポワールシチーで名古屋大賞典JpnⅢを制し、優勝騎手インタビューを受ける佐藤哲三騎手(右)。

●ほっさん予想

トランセンド
エスポワールシチー
 もちろんエスポワールシチーには勝って欲しいですが、南部杯やJBCクラシックでのスマートファルコンとの着差などを見ても我らが愛馬エスポワールシチーよりはトランセンドの方が力は上だと思います。

 しかし、さほど差はなく、逆転が出来ない差ではないと思います。それでもエスポワールシチー゛か1着になる可能性は30パーセント、2着になる可能性は50パーセント、それ以外が20パーセントと考えます。

 佐藤哲三騎手の性格からいって2着を狙いに行く騎乗はしないでしょう。完全に2着狙いならエスポが2着を確保することはそう難しくないと思います。しかし彼は勝ちに行く。当然そこにはリスクがあり、最後にバテて他の伏兵に足元をすくわれるかも知れません。

 しかし、私はそれでも勝ちに行って欲しい。勝てば3年連続の最優秀ダートホースの称号も可能性が残されるわけですから。もっとも、それでもトランセンドになる可能性は高いですけどね(笑)。


 南部杯ではダノンカモンにも先着を許しましたが、あちらは前走はあまり見どころがなく、トランセンドを潰しに行って最後に脚が上がったエスポを漁夫の利で捉えただけでまだ真の能力はわかりかねます。もちろん、エスポはこれにも敗れて3着やそれ以下になる可能性も少なくないと思います。


 ですが、よほどの出遅れでもしない限りは掲示板を外すことはないでしょう。とにかくどうなるかわかりませんが楽しみです。また、一番最初に走ったGⅠ、フェブラリーSのような緊張感がたまらないですね。どちらかと言えば今回はチャレンジャーです。私個人はそういった時の方が楽しみです。

これ以降は12月3日に作成

●追い切り情報(12月3日更新)

前走前 11月3日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
佐藤哲三
4F 53.5
3F 38.4
2F 24.5
1F 12.2



11月23日 栗東CW 良馬場 追って一杯

佐藤哲三
6F 82.8
5F 67.1
4F 52.9
3F 39.4
1F 13.0[9]


11月27日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 57.7
3F 41.8
2F 27.0
1F 13.1


11月30日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
佐藤哲三
4F 51.5
3F 37.7
2F 24.9
1F 12.7


12月3日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 65.3
3F 47.4
2F 31.0
1F 14.8
 11月23日、主戦の佐藤哲三騎手を背に一杯に追われましたが、エスポワールシチーにしては意外なほどに終いが伸びませんでした。まだ一週前ですが、やや不安が残ります。
 しかし、23日のデイリー馬三郎によりますと、
 気迫十分のフットワークだった。09年覇者のエスポワールシチーは佐藤哲を背に、栗東CWを単走。6F82秒7-39秒0-12秒5をマークした。「動きは前回よりも良くなっている」と主戦は納得の表情を浮かべる。前走のみやこSを完勝して、勢いに乗って臨む舞台。安達師は「いいころの元気さが感じられる。現時点で不安な点はない」と胸を張った。
 とあります。陣営の話を信じましょう。ただし、今回最大のライバルであるトランセンドはニューポリトラックで6F75秒0-11秒5のとんでもない時計。もちろん、コースの一番時計です。激戦の疲労はあまりないようですし、ガチンコ勝負になりそうです。

 11月27日、14-14強程度で追い切られました。関西でのレースですし水曜日に目一杯に追い切って完成ですね。

 11月30日、佐藤哲三騎手を背に素晴らしい動きを披露しました。私ほっさんの追い切り評価は「A+」です。これは文句なしでしょう。
 以下は同日のデイリー馬三郎の記事です。
 強いエスポワールシチーが帰ってきた。最終デモは栗東坂路へ。佐藤哲を背にしたシルエットが朝モヤを切り裂く。序盤からハイラップを刻み、鞍上が促すと、自ら前へ行く姿勢を見せてさらに加速。最後は左の肩ムチを入れる熱のこもった内容。一杯に追われ、4F51秒5-37秒7-12秒7の好時計を記録した。朝一番とはいえ、第一陣がひと通り追い切りを終えたあとの時間帯。主戦も「時計を出したいと思っていたし、みんなが行ったあとの時間帯で馬場が悪かったことを考えれば、いい時計だったと思う。いい負荷もかけられたし、息遣いも良かった。言い訳なしで勝負ができる状態だと思う」と確かな手応えを口にした。
 逃げて好結果を残しているが、前走のみやこSでは2番手から抜け出した。型にはめるつもりはない。変幻自在の戦法で挑む。「別に速い馬がいれば、絶対にハナということはない。一応行くつもりで出して、2、3番手なら2、3番手、行けたらハナでいい」。全26戦中21戦で騎乗。歴戦をくぐり抜けてきたパートナーへの信頼感が、柔軟な思考を可能にする。
 打倒トランセンドが、一筋縄ではいかないことも分かっている。初対決となった南部杯では4着に敗れた。「強気なことは言えないが、胸を借りられる状態になった。久々にJRAのGⅠを獲りたいし、一緒に頑張ってそれをかなえたい」と闘志を燃やす佐藤哲。数々の栄光を手にした名コンピが、再び頂点を目指し走り続ける。


 12月3日、軽めに調整されています。

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「順当」


予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
テスタマッタ
エスポワールシチー
バーディバーディ
ワンダーアキュート △△
ミラクルレジェンド △△ △△
ニホンピロアワーズ
ダノンカモン △△
トウショウフリーク
トランセンド
二重△は△△で処理
あとは無印

青 木 TM
南部杯、JBCと厳しい競馬が続いただけに疲れが心配される(16)トランセンドだが、何とか横ばい程度のデキにはありそう。ちょっと嫌な枠を引いてしまったが、好位からの競馬をマスターした今なら、柔軟に立ち回ってくれるだろう。このメンバーなら負けられない。3連単(16)→(6)→(8)(9)(12)(13)(14)(15)の6点勝負としたい。
牟 田 TM
みやこSを快勝した(6)エスポワールシチー。追い切りでフラついていたあたり、まだ良くなる余地があるのかも知れないが、使いつつ確実に上向き。南部杯ではトランセンドの後塵を拝したが、今度は枠順もいいだけに逆転可能。馬連&3連複で(16)(11)(5)(9)(14)(13)へ。
小 原 TM
おそらく直線は2強の熾烈な争いに。ならば、渋太さで(16)トランセンドを上位と見る。馬連で(6)(13)(5)を厚めに(9)(11)(8)まで押さえたい。
甲 斐 TM
一騎打ちムード。馬場の渋化が残れば尚更かも知れない。本命は(6)エスポワールシチー。(16)への馬単を本線に、(9)(5)(13)(14)が押さえ。

有力馬のポイント


5番テスタマッタ
 09年に2000メートルのJDダービーを制し、今年は1800メートルのマーチSを58キロで勝利。折り合えばこの距離でも終いまでしっかり伸びる。流れの速そうなここならそれが叶いそう。叩いての上積みも見込めるし、阪神も得意。斤量も久々に57キロまで減る。あとは少しでも前が止まれば。

6番エスポワールシチー
 58キロを背負って1分48秒4の好時計で楽勝。前走のみやこSで改めて地力の高さを示した。南部杯は、1000メートルを芝並みの57秒8で飛ばして0秒3差、しかも久々。トランセンドとは互角かそれ以上。気配も上々。トランセンドと同じポジションで脚をタメて、逆転を狙う。


9番ワンダーアキュート
 速いペースを追いかけても終いひと伸びできる。前々走ではトランセンドのレコードを1秒7も短縮。時計勝負は望むところだし、トランセンド、エスポワールが前で立ち回る展開はむしろ歓迎。久々で、攻めも手緩かった前走を叩いての上積みも大。阪神も得意なコースだ。

13番ダノンカモン
 南部杯はトランセンドとほぼ同じ位置で運んでアタマ差。気を抜く面があるのでアテにはしづらいが、互角の力の持ち主。気配も絶好調を思わせた前走時と大差ない。ただ、ダートでの連対は1400メートルか1600メートルで、過去唯一の1800メートル戦は準オープンでの4着。距離延長が課題。

16番トランセンド
 前走のJBCクラシックは、キツいペースを2番手で追い、ゴール前はバテるどころか、スマートファルコンに1馬身差までにじり寄った。昨年より一段と凄みを増している。中間も好気配。昨年勝った舞台だし、特にハナにもこだわらない。持てる力は出せそう。勝ち負け。



予想オッズ
馬名 予想オッズ
トランセンド 1.9
エスポワールシチー 3.8
ワンダーアキュート 10.9
ミラクルレジェンド 12.8
ダノンカモン 15.8
ヤマニンキングリー 17.7
テスタマッタ 18.2
ソリタリーキング 19.6
ニホンピロアワーズ 34.5
以下35倍以上省略



スピード指数 中央平地3前回

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
エスポワールシチー 102 102 97 99
トランセンド 100 100 97 99


メインを斬る


中野秀幸 ジャパンカップダート 展望

 トランセンドとエスポワールシチーの2強対決と見ているが、枠順を見るとこの両馬、対照的な枠を引き当てたことになる。ただ、この枠順でも直接対決だった南部杯(この時もエスポワールの方がトランセンドより内目の枠だった)を大きな参考レースと見れば、枠順を考慮に入れてもまだ若干トランセンドの方を優勢と見る。
   トランセンドがハナにこだわる戦法だとこの大外枠はつらい。その点ではここ2走の南部杯、JBCクラシックで2番手からレースをした経験が生きてくる。仮に3番手でも砂を被ることはないだろうからリスクも少ない。脚抜きのいい馬場になりそうなのも好都合。
   エスポワールシチーは叩き2走目だったみやこSを快勝。2着以下に3馬身半という着差もそうだったが、内容的にも一方的でまさしく完全復活を印象づける勝利だった。この枠なら行き切るケースも考えられる。トウショウフリークの出方次第ではマイペースに持ち込み、後続を完封してしまう可能性も十分に。つまり逆転も大いにあり。
   2強対決に割って入るとすればその有力候補の一番手はワンダーアキュートか。元来叩き良化のタイプ。久々だった前走の調整過程では中間に攻め馬を緩める時期があった。今回は至極順調にここまできている。体調面の上積みは相当大きいと思う。コース的にも阪神は得意としているだけに変われる要素は一杯ある。



松本憲二 ジャパンカップダート 展望

一昨年のエスポワールシチーと昨年覇者のトランセンドが南部杯に続いて対決する。同じ先行型、展開次第では波乱の目も。
   ◎トランセンド 南部杯、JBCクラシックと2番手からのレースになって中身の濃いレース。ここも外枠なので同様の作戦か。
   ○エスポワールシチー 南部杯は久々、みやこSで完全復活してきた。
   ▲ヤマニンキングリー 初ダートのシリウスSを快勝。ダート適性の高さを証明した。
   △ワンダーアキュート 速い流れを追走してひと伸びできる。ここは展開に恵まれそう。
  エスポワールシチー、トウショウフリークの逃げ争い。外枠のトランセンドはこの2頭を見ながら3番手か。多少、ハイラップでもエスポワールシチーとトランセンドの争いがゴールまで続きそう。初ダートで快勝したヤマニンキングリーと差す脚のあるワンダーアキュートが割って入れるかどうか。


デイリー馬三郎

予想印

◎ エスポワールシチー
○ トランセンド
▲ ヤマニンキングリー

以下省略


吉田順一 本紙の見解

 「スマートファルコンの回避は残念だが、ダート界を席巻している猛者が集結。なかでも一昨年の覇者◎エスポワールシチーと、昨年の覇者○トランセンドとの天王山は見物。枠利と伸びしろで◎に軍配。



トレセン朝追い情報

トランセンド
 坂路でしまい気合をつけてラスト1F13秒4。瞬時にギアチェンジができたように反応は抜群。前2走に比べても活気があり、状態はさらに良くなっている。(↑)

エスポワールシチー
 坂路でラスト1F14秒8。軽快なフットワークで、馬体の張りも申し分なし。本調子を欠いていた春とは比べものにならないほど活気がある。(↑)

ダノンカモン
 坂路を1本。ラスト1F15秒3と速いところはやらなかったが、全身を使ったパワフルな動きは迫力満点。気合乗りも抜群で、状態に関してはメンバー中1番だ。(↑)

ヤマニンキングリー
 CWで軽めの調整。もう少し柔らかみがほしいが、力感のある脚取りで活気は十分。間隔はあいたが緩んだ印象はない。(→)

ワンダーアキュート
 坂路を1本。軽めの調整ではあったが、気合乗りも良く動きには力強さが見られた。使った上積みは十分に感じられる。(→)

トウショウフリーク
 坂路を1本。ラスト1F15秒8と軽い調整だったが、グイグイと前に進み、活気のある動きを披露。気合乗りも申し分なく、状態は文句なし。(↑)

ニホンピロアワーズ
 CWで軽めのキャンター。馬体の張りは良好で、伸びのあるフットワークも好印象。具合はかなり良さそうだ。(↑)

ソリタリーキング
 坂路で3F46秒1―14秒5。動きは力強く、馬体にも張りがあって迫力満点。連勝中の出来の良さが十分に伝わってきた。(↑)

ミラクルレジェンド
 CW→坂路でラスト1F14秒9。首をグッと下げ、気合満点の走り。以前とは馬体の張りが違い、状態の良さが伝わってきた。(↑)

ラヴェリータ
 Eで軽めの調整。脚さばきの硬さは気にならない程度で、グッと気合が乗っている。好調を維持している印象。(→)

テスタマッタ
 Eをキャンターで1周。相変わらず気難しい面を見せたが、脚さばきはパワフル。馬体も研ぎ澄まされている。(→)

表紙コラム

今季一番の出来◎エスポワールシチー

 強力な先行勢がカギを握るレース。当然、後方各馬の差し込みも警戒すべきだろうが、◎エスポワールシチーがねじ伏せて完全復活を遂げる。
 昨年の海外遠征以降、なかなか順調に使えないなかでの戦いとなったが、それでも何とか格好はつけており、「8割くらい」と安達師が話していた前走が、全盛期をほうふつさせる、とにかく強い内容。中間も順調に調整が進み「今季一番の出来」にまで状態は上向いている。追い切りでよれているのは前走も同じ。気にする必要はなく、確実にパフォーマンスを上げてくるだろう。
 相手はもちろん☆トランセンドが有力だが、相当な人気が予想される。折り合えれば爆発力のある○テスタマッタと、使いつつ上向き加減の▲バーディバーディを絡めて手広く買う。
 (栗東想定班・木村拓人)


正攻法でねじ伏せる!◎トランセンド

◎トランセンドと○エスポワールシチーの一騎打ちムード。実力と実績から異論はないが、同じ先行脚質の人気2頭がマークされる形ならば、そう簡単な競馬にはならない。ここで要求されるのは、タフな消耗戦でも耐えうる「持久力」。となれば、ここは前者が有利と判断する。道中で脚を使いながらもゴール前で詰め寄った前走、差し返し気味に競り勝った2走前…そのどちらも中身は濃厚で、まさに「底力」を示す走りだった。ペースなど気にする必要はなく、今回も正攻法の競馬を貫くのみ。迷わず1着固定で勝負だ。ヒモで狙うなら▲ミラクルレジェンド。あの決め手は通用する。


●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

エスポワールシチー(1着)

 「前回は怪我で乗れなかったけど、松岡騎手が次につながる中身のあるレースをしてくれていた。今日は2番手からで、普通の馬なら3頭の真ん中で厳しい形だったと思う。着差以上に強い内容じゃないかな。」(佐藤哲三騎手・競馬ブック)

 「いい頃の感じに戻ってきている。頑張ろうとする気持が出てきたし、結果を出せてよかった。きょうの流れは見た目以上にしんどかったし、着差以上に強い競馬だったよ。今なら(トランセンド、スマートファルコンとも)いいレースができると思う。」(佐藤哲三騎手・ギャロップ)

 「今日は2番手からのレースになりましたが、普通の馬なら他馬に挟まれたら思った通りのレースができないものですが、この馬はそこからレースを改めて作ることができます。ですから、今日は着差以上に強い内容です。JCダートではJBCクラシックの上位2頭との対戦になるかと思いますが、そこに向けていいステップを踏むことができました」(佐藤哲三騎手・ラジオNIKKEI)
 「出脚が良く、その気ならハナに行けたが、トウショウフリークを行かせて2番手から。緩みのない流れだったが、前走に比べると楽なペースだったので余裕タップリに追走。直線入り口で先頭に並びかける時も手応え十分。直線半ばで抜け出して完勝。ここでは力が違った。」(競馬ブック)

 「ジャパンCダートの前哨戦、みやこSは大方の見立て通りエスポワールシチーが格の違いを見せつけた。これまでに積み重ねたキャリアは伊達ではない。ここでは唯一頭のG1ウイナーだ。出脚良く飛び出し、トウショウフリークが何が何でも行くという姿勢を見せると、どうぞお先に、とばかりに2番手に控える。4角で余裕を持って並びかけ、ラスト300メートルでは先頭。2着争いを尻目に3馬身半差。1分48秒4の時計は速いが、時計の出やすい馬場状態とエスポワールシチーの力量を考えると特別速いとも思わない。このメンバーならどんな競馬をしても勝っていたに違いない。G1へ向け、弾みがついた。」(競馬ブック・重賞回顧・長岡利幸氏)

「みやこSではエスポワールシチーが3月の名古屋大賞典以来の勝利。内から先に行かれ、道中では外からも迫られる展開で我慢できたことは気持ちの上でも立ち直っていることを示していそうだ。サンデーサイレンス系種牡馬とブライアンズタイム×ブレイヴェストローマンの母という組み合わせは菊花賞馬スリーロールスと同じで、日高でもっとも試す価値のある配合。ゴールドアリュール産駒としては同い年のスマートファルコンが慎重にレースを選んで長く活躍しているのに比べ、こちらは昨年のブリーダーズCクラシック挑戦などより高いレベルに挑んだ分、落ち込むリスクもあったわけだが、そこから何度も立ち直ってくるのは多くのサンデーサイレンス系に共通する特長といえる。」(競馬ブック・血統編・水野隆弘氏)

 「日曜のみやこSは◎エスポワールシチー。前走時は1週前のコース追いも当週の坂路でも少し物足りなさを感じたが、それでも前半3ハロンを34秒3で行きながらもバタッとは止まらず、力のあるところを見せた。今回も1週前はコース、当週坂路のパターンだが、先週の攻めで上昇気配を感じたのは気のせいではなかったようで、今週も活気十分。ひと叩きでの上積みが見込めて、斤量泣きするタイプではないので58キロも問題なし。ベストは1600mかも知れないが、阪神1800mのJCダートで圧勝しているのだから距離も大丈夫。しかも、前日からの雨で差しも利きづらそう。同型は多くても、素直にこれを◎とした。
  エスポワールシチーは活気があって返し馬も良く見せたが、その気配通りの圧勝だった。トウショウフリークを先にやって2番手。1000m通過が59秒5だから馬場を考えても少し速いか?とも思ったが、G1の厳しいペースを経験してきた同馬にとっては手緩いぐらいだったということか。アッサリ抜け出して3馬身半差。攻めで上昇気配を感じての好走だけに、以前の輝きを取り戻しつつあると見ていい。再びG1戦線を賑わしてくれるのではないかと思う。ただ、楽な競馬にはならないと見て無印にしたトウショウフリークが2着、インバルコ(アテにできないタイプだが)より3キロ軽かった祇園Sの内容から印を抜いたニホンピロアワーズが3着では……。またもや反省である。」(競馬ブック・レース終わってみると!・西村敬氏)


 「毛ヅヤのよさが目立ち、闘志も表面化。スタートは速かったが、内からトウショウフリークが押してハナを主張すると2番手に控える。道中は手応えよく前をマーク。直線で楽に交わし、ゴール前までスピードを持続。持ち時計を更に短縮して、地力の違いを見せつけた。」(ギャロップ)

●各陣営のコメント

エスポワールシチー

 「前走は2番手からこの馬らしい競馬。最終目標のレースに今季一番の出来で出走できそう。作戦は鞍上に一任してる。」(安達昭夫調教師・デイリー馬三郎)

 「1週前はコース追い、そして当該週は坂路と、前走同様の調整をしています。復調なった今なら、いい結果を期待できそうです。」(安達昭夫調教師・競馬ブック)

トランセンド

 「前走が負けて強しの内容だった。地方より中央のコーナリングの方が向いているし、今回は負けられない一戦。」(安田景助手・デイリー馬三郎)

●現地応援いたします

 待ちに待ったジャパンカップダート。当日はかなり早い段階で休日を入れており、もちろん朝から陣取って現地で応援いたします。

 夜にはパドック写真等を掲載したいと思っております。

 口取りは残念ながら落選しました。帝王賞で当選させていただいたので、しばらく順番は回って来ませんよね。

これ以降は12月22日に作成

●パドック

 予定通りパドックを撮って来ました。以下は全て撮影順です。


私にとっては5月5日のかしわ記念以来のエスポワールシチーとのご対面。



こちらは1番人気のトランセンド。すでに相当な威圧感があります。



良い時のように煩いところを見せるエスポワールシチー。私はこの姿を見て安心しました。精神状態は良い時に戻っていると考えて良さそうです。



おなじみのAA(安達昭夫厩舎)のメンコ。



前走初ダート挑戦であっさりと重賞を勝ったヤマニンキングリー。・・・といっても相手が随分と小粒でしたが。底が見えない怖さはありました。



私の中でも一番良く見えたのはトランセンドです。エスポは精神状態は良い時に戻りましたが、体は優勝したフェブラリーSほどではなく、これは仕上げ云々よりも年齢的な衰えだと思いました。人間でも肌の艶とかなくなりますし。やはり若いッて素晴らしい。



甘えるエスポワールシチー。可愛い。



そして煩くなるエスポワールシチー。エスポはこれで良いんですよね。



衰えたとはいえ、王者の風格がありました。これは2年前のこのレースでエスポに敗れた元王者のヴァーミリアンにも言えたことです。



トランセンドを除くとやけに良く見えたワンダーアキュート。ご一緒にパドック観戦をしていたさんぺ~様と偶然この馬に対する意見が一致しました。しかし、私はここまでのエスポとアキュートの対戦内容から、逆転まではないと確信していました。・・・が。



騎手が来て、更に煩くなるエスポくん。こういったことから、いつも騎手が乗って一周回らずにパドックを出ます。



なので、パドックで鞍上が跨っているエスポの写真は貴重なものなのです。



エスポと主戦の佐藤哲三騎手。



助手さんと2人引きでパドックを後にします。



このコンビもえすぽの引退まであと何戦見ることができるのでしょうか。とにかくお世話になりました。もちろん、エスポには最後まで哲っちゃんに乗って欲しいです。



今年は三冠を含めGⅠを勝ちまくっている池添謙一騎手と前走はエスポに完敗だったトウショウフリーク。



藤田伸二騎手とトランセンド。



牝馬ながら相当な能力を秘めるミラクルレジェンドと怖い鞍上・岩田康誠騎手。我が愛馬にも乗って欲しいゾ。

●本馬場入場

 さすがにGⅠということもあり、人が多すぎて思うように撮影出来ませんでした。

●レース 

 ワンダーアキュートがのめって転倒しそうなスタートになりますが、我らが愛馬エスポワールシチーはやや出負けするものの、押っつけて前を窺います。

 しかし、外のニホンピロアワーズ、トウショウフリーク、トランセンドが何が何でもという感じでスパート。1角でトランセンドが内に切り込んだ時にニホンピロアワーズとトウショウフリークは不利を受けます。

 エスポワールシチーは最内の経済コースを追走。

 1000m標識通過は例年よりも遅いペースでトランセンドが楽に逃げているのがわかります。エスポワールシチーの佐藤哲三騎手はここでトランセンドに馬体を併せプレッシャーをかけます。

 しかし、4角から直線に向いたところでエスポはトランセンドに遅れ、そのまま引き離されます。内の武豊騎乗のラヴェリータにも一瞬交わされたかに見えましたが、それはなんとか抑え、2着かと思ったところ、内からワンダーアキュートが素晴らしい脚で上がって来てちょうどエスポよりも僅かに前に出たところがゴール。エスポーワルシチーは結局3着でした。

●時計の評価

 今回のエスポワールシチーの走破時計1分50秒9良馬場は、エスポワールシチーが勝った2年前のジャパンカップダートの走破時計が1分49秒9良馬場ですから、それよりも1秒も遅い時計です。トランセンドが強いこともありますが、やはりエスポに往年の力はないと考えるべきでしょう。人間でも馬でも年を取れば衰えることは必至ですから、仕方がないですね。

 6歳末で中央のGⅠ3着。立派だと思います。GⅠではもはやパンチ不足も重賞ではまだまだ勝ち負けできる時計です。

●レース後の騎手・調教師のコメント

エスポワールシチー(3着)

 「状態も徐々に戻ってきましたし、すごくいい競馬ができました。勝負しに行って、4コーナーでは勝てるかなという手応えでしたが、相手が上でした」(佐藤哲三騎手・ラジオNIKKEI)

 「調子が悪い時のように態勢を崩すことはなかったけど、ゲートを出てからの行き脚がもうひとつ。真ん中の枠で内も外も牽制しないといけないポジションだったけど、1角でゴチャついた割に比較的、いいポジションを取れた。勝負どころからは勝ち馬を負かしに行っての競馬。今日のところは相手が強かったということだろう。でも、久々に集中していて、いい雰囲気で臨めたし、まだまだ老け込む年でもないので、次は負かせるようにまた頑張っていきたい。」(佐藤哲三騎手・競馬ブック)

 「これで負けたら仕方ない。今日のところは向こうがチャンピオンだと思う。言い訳なしに負けた。」(佐藤哲三騎手・日刊スポーツ)

トランセンド(1着)

 「とりあえず、1番人気に応えられてホッとしています。ここ2戦は2番手からの競馬をしましたが、やはり逃げた方がこの馬の力を発揮できると思い、今回16番枠でしたけど、迷わず行こうと決めていました。大外枠からだったので、ロスもありましたが、行けた時点で勝てると思いました。この一年よくがんばってくれましたし、最後に大きいところを勝ててよかったです。来年もまたがんばります」(藤田伸二騎手・ラジオNIKKEI)

 「枠が16番と決まったときに『どうなのか?』という不安もありましたが、終わってみれば本当に強い競馬でした。レース前に藤田騎手から『逃げた方がいい』という話を聞き、彼がそう言うならと信じて見ていました。実際、逃げたことを確認し、道中のペースもよかったので、『やったな』と思いました。この一年よく走ってくれましたが、本当に強くなっています。来年はフェブラリーSからドバイへと向かいますが、ぜひドバイでも勝ちたいと思います」(安田隆行調教師・ラジオNIKKEI)

ワンダーアキュート(2着)

 「ゲートの中でも硬くなっていましたし、出てからもリラックスできませんでした。ペースが遅いので動くに動けず、内を通るしかありませんでした。それでも最後はよく来てくれました」(和田竜二騎手・ラジオNIKKEI)

ラヴェリータ(4着)

 「スタートで躓きましたが、あとは完璧に乗れました。やりたいレースができましたし、よくがんばっています。いい引退レースになったと思います」(武豊騎手・ラジオNIKKEI)

ダノンカモン(5着)

 「イメージ通りのレースができましたが、最後は苦しがって内にモタれていました。久々のコーナー4つの競馬にもうまく対応してくれましたし、2着はあるかと思ったのですが……」(福永祐一騎手・ラジオNIKKEI)

●専門誌のレース評価

 「◎はいろいろ考えたが、やはりこのレースを勝っている2頭のうちのどちらかという結論。エスポワールシチーかトランセンドか。南部杯の内容だけならトランセンドだが、前々回のこのコラムで書いたようにエスポワールシチーは攻め気配が上向いてのみやこS圧勝。同じ久々同士でも、南部杯ではトランセンドの方が攻めの質量ともに上だった。エスポワールは9月7日に坂路で53秒1、14日に52秒8を出しているのに、2週前追い切りにあたる次週の攻めが57秒4と軽目。このあたりの影響があったかどうかは分からないが、久々の攻め過程としては個人的には少し気になるところではあった。ハイペースで息切れしたが、悲観するような内容ではなく、そして前走の圧勝。相手関係もあるにしても、馬場状態を考慮しても速い時計での勝利は復活を思わせるに十分だった。あのレースが終わった直後、本番の◎はこちらかなと何となく考えていたのだが、しかし。この中間は前走時ほどの気配を感じない。1週前の稽古は動きが重く見えたし、今週もフラつく面を見せたのはともかく、動きそのものもインパクトはさほど。この分だけ◎を迷ったわけだ。ただ、トランセンドにしても、これまで本当にシビアな流れで重賞を勝ったのは南部杯ぐらいのように思うし、その南部杯が久々だったことがあるにしてもアタマ差の辛勝。当時はエスポワールがハナに行ったが、みやこSを2番手からの競馬で圧勝したことを踏まえると、今回は隊列が逆になる可能性は高いように思う。ならばトランセンドにとって楽な展開にはならない(と思った)。というわけで初志貫徹してエスポワール◎。
 さてレース。大外枠から何が何でもとトランセンドが行き切った。エスポワールも行く気を見せたが、あれ以上は無理はできずに2番手。淀みのない流れで推移して、終わってみれば結局トランセンドの完勝だった。エスポワールはいわゆる追っかけバテの格好で、ゴール寸前でワンダーアキュートに差されて3着。1000m通過が1分0秒9だから、勝ち時計の1分50秒6からしてもG1としては速くないペース。ちなみに、一昨年の勝ち時計が1分49秒9で1000m通過が1分0秒7、昨年が1分48秒9で1分ジャストだった。それでともに逃げ切り。1000m通過の大雑把な比較ではあるが、ここ2年と割合としてはそう差のないラップだったと思う。それにしても、2番手でピッタリマークしながらエスポワールは突き放されたあたり、世代交代は完全に済んでいたということだろう。完敗を認めざるを得ない。ワンダーアキュートはひと叩きして得意の阪神で変身。直線入り口で内にモタれる面を見せたが、実にしっかり伸びた。」(競馬ブック・西村敬 レース終わってみると!)


 「JRAチャンピオンのトランセンドは大外枠にもかかわらずハナを取りに行った。1角で審議の対象になったのは頂けないが、やはり行き切った方が危なげがない。1ハロン標手前で後続を振り切り、初防衛に成功。悔しかったのはワンダーアキュート。プラス14キロでも素晴らしい馬体。発馬で躓いたのが痛恨だった。エスポワールシチーは最後に力尽きたものの、前JRAチャンピオンとしての意地を十分に見せたと思う。」(競馬ブック・長岡利幸 重賞回顧)

エスポワールシチー(3着)

 「仕掛けて先行。1角でゴチャつきそうになったが、事なきを得て2番手。道中も手応え良く追走。3角過ぎからジワッと上がって行き、4角でトランセンドに並びかけたが、直線で振り切られ、最後はワンダーアキュートに内から強襲され、3着。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 今回のエスポワールシチーの賞金は、

本賞金が3300万円。
付加賞が49.8万円(これでエスポワールシチーは付加賞だけで1000万円を突破しました)。
内国産馬所有奨励賞 200万円。
特別出走手当 39万円。

合計3588.8万円。

 1口で割りますと、35000円程度の配当になると思われます。

 先月も重賞勝ちで40000円程度の賞金を稼いでくれている馬です。なんの文句もないですね。この馬だけでクラブ会費やら何やら以上の収入があります。

 明らかに絶頂期に比べて衰えを感じる今、これだけ稼いでくれることは素晴らしいことだと思います。私は大変満足しています。仮にスマートファルコンが出走していたらやはりこの程度の賞金だったと思いますし、恵まれていますね。

●今後の展望

 次走はまだ未定ですが、暮れの東京大賞典はすでにスマートファルコンが出走表明をしており、これには敵わないでしょう。地方は2着以下の賞金が格段に安く、2、3着狙いで出走するのもありですが、メンバーが手薄になる来年の川崎記念や別定の重賞などに出走するのも悪くないですね。

 ただ、3走していますし、ここを目標に目一杯仕上げてありますから、当然疲労は残ると考えられ、それなりの期間休養に入るかも知れません。

●最後に

 結果は3着でしたが、当初の目標通りにジャパンカップダートに出走でき、きちんと完走し3着とそれなりの賞金を稼いできたことは本当に素晴らしいことだと思います。

 フリオーソやスマートファルコン、ゴルトブリッツなどのように、調整が上手く行かずにここへの出走を断念した馬も多くいます。負ければすぐに騎手や調教師に責任を押し付けるような発言をする方がいらっしゃいますが、早い段階から活躍している馬で、6歳の末でこれだけ力を出せて賞金を稼いでくれているわけですから、陣営の力以外に何事もありません。

 確かにアメリカ遠征は大失敗でしたが、これは馬主意向によるところが大きく、ゼニヤッタとの夢の対決というフレーズ欲しさの宣伝の為の出走だったと思います。もちろん、調教師や騎手も海外で試したかったというのはあるでしょう。しかし、本当に行きたかったのはドバイでアメリカではなかったはずです。

 私はクラブに異論はありますが、調教師や騎手はここまでよくやってくれていると感謝しています。使い減りしていないので往年の力はないもののこうして6歳でも重賞が勝てるし、国内ダート最高峰のGⅠで2番人気に支持され3着と結果を残しています。3着というのは、付加賞も貰え、馬券圏内で立派な着だと思います。

 人間が衰えるように馬もいつまでも活躍できるわけではありません。サクセスブロッケンのように一瞬しか花咲かない馬もいれば、カジノドライヴのように故障で大成しない馬もいます。エスポやヴァーミリアンは長く一線級で走り続け、これは本当に素晴らしいことだと思いますし、陣営の力のなせる業でしょう。


 いつも書いていますが、ダート馬は種牡馬としては厳しく、あのアドマイヤドンでさえ、種付料は10万円とあってないようなものです。エスポは種牡馬としては厳しいと思うので、いつまでも元気で裏路線を走って欲しいと思います。

 そしていずれGⅢクラスで掲示板にも載れなくなったら引退すれば良いでしょう。

 個人的な意見ですが、私はそう思います。もちろん、皆さまに同意など求めません。様々な意見があることは当然ですし、それが当たり前ですから。


 次走がどこになるか未定ですが、人気にならなくても、勝てる可能性がなくても都合が付けば応援に行きたいと思いますし、引退の時まで少しでもこの偶然巡り合った最強の愛馬の姿を生で焼きつけたいと思います。

 いつまでも頑張れ、エスポワールシチー!!

最後までご愛読ありがとうございました

2011年11月15日立ち上げ 23日、27日、12月1日、3日、5日、6日、22日加筆
エスポワールシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2011年11月 6日 第26戦 みやこS GⅢ 京都ダ1800m (1着1番人気

2011年10月10日 第25戦 南部杯 JpnⅠ 東京ダ1600m (4着2番人気) 

2011年 6月29日 第24戦 帝王賞 JpnⅠ 大井ダ2000m (2着2番人気

2011年 5月 5日 第23戦 かしわ記念 JpnⅠ 船橋ダ1600m (3着1番人気) 写真多数付き現地観戦レポート

2011年 3月21日 第22戦 名古屋大賞典 JpnⅢ 名古屋ダ1900m (1着1番人気) 写真多数付き現地観戦レポート

2010年11月 6日 第21戦 ブリーダーズカップ クラシック GⅠ チャーチルダウンズ ダ2000m (10着/7番人気)

2010年10月11日 第20戦 マイルチャンピオンシップ南部杯 JpnⅠ 盛岡ダ1600m (2着1番人気

2010年 5月 5日 第19戦 かしわ記念 JpnⅠ 船橋ダ1600m (1着1番人気

2010年 2月21日 第18戦 フェブラリーステークス GⅠ 東京ダ1600m (1着1番人気) 写真多数付き現地レポート

2009年12月 6日 第17戦 ジャパンカップダート GⅠ 阪神ダ1800m (1着1番人気) 写真多数付き 現地レポート

2009年10月12日 第16戦 マイルチャンピオンシップ南部杯 JpnⅠ 盛岡ダ1600m (1着2番人気

2009年 5月 5日 第15戦 かしわ記念 JpnⅠ 船橋ダ1600m (1着2番人気) 写真多数付き 現地レポート

2009年 3月29日 第14戦 マーチステークス GⅢ 中山ダ1800m (1着1番人気

2009年 2月22日 第13戦 フェブラリーステークス GⅠ 東京ダ1600m (4着/5番人気) 写真多数付き 現地レポート

2009年 1月25日 第12戦 平安ステークス GⅢ 京都ダ1800m (2着1番人気) 写真多数付き 現地レポート

2008年11月24日 第11戦 トパーズステークス オープン 京都ダ1800m (1着1番人気) 写真多数付き 現地レポート

2008年11月 2日 第10戦 錦秋ステークス 1600万下 東京ダ1600m (1着1番人気

2008年 9月27日 第9戦 西脇特別 1000万下 阪神ダ1800m (1着2番人気) 写真多数付き 現地レポート

2008年 8月30日 第8戦 500万下 小倉ダ1700m (1着/4番人気)

2008年 8月10日 第7戦 秋吉台特別 500万下 小倉芝1200m (7着/3番人気)

2008年 7月20日 第6戦 3歳未勝利 小倉芝1200m (1着1番人気

2008年 6月21日 第5戦 3歳未勝利 阪神芝1400m (2着/4番人気) 写真多数付き 現地レポート

2008年 5月 3日 第4戦 3歳未勝利 京都芝1600m (6着/2番人気

2008年 4月20日 第3戦 3歳未勝利 福島芝1800m (5着1番人気

2008年 3月29日 第2戦 3歳未勝利 阪神芝1400m (2着1番人気

2008年 3月 9日 デビュー戦 3歳新馬 阪神芝1600m (3着1番人気) 写真多数付き 現地レポート

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